タバコには200種類にも及ぶ有害物質が含まれている!

タバコに含まれる有害物質とは?

タバコの煙の中には、化学物質がなんと4000種類も含まれており、その中では200種類が有毒と発表され、発癌性物質は60種類にものぼります。
代表的な化学物質は、ペンキ除去剤に使用されている「アセトン」、ライター燃料に使用される「ブタン」、アリ殺虫剤の「ヒ素」、カーバッテリーの「カドミウム」、排気ガスに含まれる「一酸化炭素」、工業溶剤に使用される「トルエン」です。
どれも口に含む物とは思えませんが、中でもニコチンと一酸化炭素、タールが三大有害物質として有名です。

タバコの健康被害とは?

タバコがもつ有害物質がもたらす病気には、様々なものがあり、全身いたるところへ作用を及ぼします。
上から順に挙げますと、臓器別では脳卒中、のどでは口腔癌に咽頭癌、食道癌、喘息、肺では肺癌、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺炎が、心臓では心筋梗塞、胃では胃潰瘍・胃癌、そして膵臓癌に膀胱癌などのリスクがUPします。
また男女別では、女性では子宮頸癌や乳幼児への影響として乳幼児突然死症候群や胎児奇形があり、男性では勃起不全の原因にもなり得ます。
その他の症状としては動脈硬化、高血圧症、糖尿病、メタボリックシンドローム、バセドウ病、骨粗しょう症といった生活習慣病があがっています。

ストレス・うつ病・慢性閉塞性肺疾患

そしてストレスです。
近年、病気の要因としての上位を占めるようになったストレスが、実はタバコを吸うと増えるということが分かっています。
喫煙者のストレスは具体的にみてみると、吸う場所を探さなければならなかったり、口臭やヤニが気になったり、恋愛の相手に気をつかわなければならないというストレスに常にさらされることとなります。

次に、定期健診で見つけられないうつ病にスポットを当ててみます。
喫煙者のうつ病罹患リスクは、海外の調査では吸わない人の約2.9倍も高いことが報告されており、日本の東京都内近郊の労働者を対象にした調査では、1.65倍の高さです。
しかしながら、禁煙達成者では、吸わない人と同程度のリスクになるという結果が出ています。

最後に、癌などの生死にはかかわらないが、最も辛いという症状を有する疾患に「COPD」慢性閉塞性肺疾患があります。
これに罹患すると、一生息苦しい呼吸器症状に悩まされ、
最悪は常に呼吸器を持ち歩かなければならなくなるほどです。
これは肺がんよりも喫煙者で罹患率が高い疾患です。